この数年はインターネットのおかげで、ほとんど無料で外国人から英語を教えてもらう手段が増えてきました。とても嬉しいことです。
一方で、「経営者にそんな英語を話させていいの?」と考えるところもあり 、いろいろ聞いてみたら、ほとんどが学び方と教え方の立場が間違っているのではないか?と思うようになりました。
今回は、「どういう外国人英語話者を講師にするといいのか?」ということを僕なりに考察してみました。
1)受講生が話したい英語を理解して教えてくれる人かどうか。
生徒が経営者で仕事でも使える英語を話したいという目標がある場合は、それについて集中して教えてくれる外国人講師かどうかが大切です。その際は講師側も経営の経験があり、ビジネスのグローバルスタンダードを知っている人がベストです。
2)分野問わず何かを教えた経験が過去に1年以上あるかどうか。
英語を教えた経験が多くあるに越したことはありませんが、英語講師の経験が少なくても何かしら他に教えたことのある経験がある外国人なら、その内容を聞いてみてください。教えた結果、生徒がどう変化したかをしっかり言える人がいいです。
3)自己承認欲求が“低い”人かどうか。
英語を話せない生徒を相手に英語を話せる優越感を持たない、もしくは出さない人 。一部の日本人や純粋な白人の中には自己承認欲求を満たすために英語講師をやっている方もいるので注意が必要です。経営者はこの手のタイプと当たるとめんどくさいと思います。
4)どんなことがあっても受講生の事を信頼してくれる人かどうか。
これ大事です。あきれるほど生徒が変な英語を話しても、ため息ついたり肩をすぼめて両手をあげない外国人がいいです。 こちらは初心者なので理解してねという感じです。
5)難しいことを言わない人かどうか。
こちらが望むまでは得意気に専門用語とか難しい英文を教えない人がいいです。求めたらその時に教えてくれればいい。そして分かりやすくね。
6)美男美女かどうか。
これとっても大事(笑)。学習を継続させる為にはまじめに報酬系の動機が必要です。そんな美人と話せるならレッスンが楽しみだという感情はとっても学習にとって有効です。素直になりましょう。
最後に、これは生徒側の立ち位置ですが、外国人講師との英語レッスン時は、分からないところを確認したり質問したりする時間であって、自分の成長を講師に委ねたり依存する時間でも場所でもないと自覚するといいです。
結局、価値あるスキルは自分で手に入れるしかないです。毎日の自己学習がものをいいます。その方が自分自身の満足度と英語スキルの習熟度も高いです。
以上、勝手な考察でした。