ひろっきーの一考 A thought by Hirokky

学習 (learning)・アイディア (idea)・ライフスタイル (lifestyle)・旦那道 (Danna-do)・映画 (movie)・インテリア (interior decor)・アート (art) ・日本文化 (Japanese culture)など、今まで知り得た無駄な知験から思うこといろいろ。実験的に。

懐かしの富裕層向けビジネス "I did business for wealthy consumers as my first business a long time ago."

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Hello! This is Hirocky.

How're you doing today?

 

2006年に起業した時に初めて取り組んだのが富裕層向けビジネスでした。最終的には大失敗して高い授業料となったわけですが、当時得られたものは大きくて、今の事業にもその時の知験が役立っています。

 

もともと僕は高級家具の販売から仕事がスタートしたので、顧客のほとんどが富裕層だったと思います。ではなにをもって「富裕層」なのか?という事なんですが、当時は定義はあまりはっきりしていなくて、各金融機関が数字上定めたデーターが一つの目安になっていたと記憶しています。当時は資産1億円以上の日本人が「富裕層」とされて約110万人でした。「そんなにいるのか!」と驚いたものです。

 

今でも世界的に富裕層はアメリカを中心に増えつつあり、アジアの中でも日本人の富裕層の割合は多いです。各社いろいろなデーターを出していますが、英国の不動産総合コンサルティング会社のKnight Frank社の「Wealth report」は昔よく参考にしていました。

www.knightfrank.co.uk

 

それまではセールスを中心にやってきたのですが、直接的に富裕層向け物販はリソース的にも厳しいと思ったので、メディアをやりました。紙媒体の富裕層向けインテリア雑誌です。

 

当時はR25に代表されるフリーマガジン全盛期。駅や街あらゆるところに無料雑誌が置かれていました。そこで、入手先を極めて限定的にして、富裕層が日頃利用する施設にだけ設置することにしました。結果、都内を中心に138箇所、30分野の施設に置かせてもらって毎月3万部発行のインテリア情報誌となり、この時点でのブランディングはまずまずの成功でした。

 

最初の設置に決まったのが、ヒースロー空港のラウンジがとってもかっこいいインテリアだったヴァージン・アトランティック航空の機内とクラブラウンジ。会長のリチャード・ブランソン氏が最初に手がけた事業が学生向けの情報誌だったという事もあり、勝手にシンパシーを感じて日本支社に訪問営業したら即刻OKが出てしまった笑。奇跡的なスタートでした。

 

メディアというだけでいろいろな場所に顔を出すことができ、新製品発表会も業種を超えていろいろ出ていました。中でも印象的だったのが、あるイギリスの家電メーカーの新製品発表会が「ザ・ワールド」という豪華客船の中で行われた事。世界を巡るこの客船がたまたま日本に寄港しており、“動く不動産”と名高い客船の船室をいろいろ見て回ることができて楽しかったです。

 

結局、この雑誌ビジネスは紙媒体の広告がメインの収益だったので、うまく多角化できないままリーマンショックを迎えてあえなく終了となりました。

 

この仕事の中でいろいろな富裕層の方々と出会う機会も多かったです。モノを買う判断基準、旅や食のスタイル、人付き合いやお金の考え方などの価値観が世の中の常識と全く異なっていて、とても興味深かったのを覚えています。

 

また、富裕層というのは大きく2つに分かれていて、みんな基本的にお金は持っているんだけど “富裕層的思考をする人” と “そうでない人” がいるんだという事も分かりました。

 

富裕層。僕はこの言葉は正直、あまり好きではないんですが、今後もビジネスをする上では大切な要素の一つと考えています。日本では、本格的な富裕層ビジネスはまだ公には発生していない感じがしています。

 

これから来年のオリンピックに向けて、世界中から富裕層がわんさかやってきます。彼らに対応できるものを用意できるかどうか。これもまたビジネスチャンスの一つと思います。

 

それでは、またです!

弥栄

 

Well, till next time.

Let there be prosperity.