ひろっきーの一考 A thought by Hirokky

アイディア・学習・ライフスタイル・旦那道・映画・インテリア・アートなど、今まで知り得た無駄な知験から思うこといろいろ。実験的に。

セールスする時の立ち位置 "Standing position when selling"

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セールス(営業)ほど面白い仕事はないんじゃないかと思います。

 

初めての仕事は家具インテリアの販売でした。

おかげさまでたくさんセールスの勉強をさせていただきましたが、今となっては、だいぶ異質なことをしていたんじゃないかと思います。

 

どういうことかというと、お客様が欲しい商品が他店にあった場合は、顧客に付いてそのお店を案内して、商品説明の概要をした時にそのお店のスタッフにバトンタッチしていました。幅広く商品知識を勉強していたから可能だったのですが、それ以上に、無理に自分のお店の枠だけで商品提案することに違和感を感じていたからです。

 

家具は幸せ産業なので、正論を言うと、ご結婚やお引越しなどの幸せな時にお客様に喜んでいただけるものを提供して初めて成り立つ業界です。家具は特に長期間、お客様と共に過ごすモノとなるので、きちんとしたものを提供したい。お客様の欲しいものを販売したいと言う思いがありました。

 

それ故に、自分のところで扱えない家具が他店にあるならば、そこで説明して買ってもらえばいいと思ったのです。

 

お客様にはだいぶ驚かれて不思議がられましたけど、おかげさまで関係は良くなり、お礼状もいただき、結果として自分のお店で後日買ってもらったりしてもらいました。

 

顧客サービスをどこまでやるかは経営上かなり大切なことで、現場で余計な時間を取られても経営陣は困ると思ったので、ひそかにやってました(笑)。

 

そこまでお客さんと付き合うと多くのことが学べて、最終的には自店でお買い物してくださったのです。

 

そうするうちにお客さんが自ら本音を漏らし、家具以外の相談ももらうようになりました。塾はどこがいい?海外旅行先はどこが面白い?など。

 

そうするとこちらも情報を仕入れる必要があって、走り回るわけです。

 

結果、ライフスタイル全体のアドバイザーのような、そんな仕事になっていきました。

 

お客様には会社経営者や各国の大使、外国人エグゼクティブが多かったので、彼らの思考も感じ取ることができて、日々が学びそのものでした。

 

それらの経験は今に十分に活かせている訳ですが、それもセールスの立ち位置の視点が通常とは変わっていたからだと思います。

 

今のインテリア業界は、聞けば「いかにライフスタイルを楽しめるか?」ということが求められているので、どこのブランドを揃えるかという事は二の次なのだそうです。

結果、他社製品も知っておく必要があり、競合という概念は持ちつつも幅広くライフスタイル全般を知っておく必要があるようです。

 

営業マンにとっては、より役立つ情報を持つことが要求され、耐久消費財であるがゆえのネットでは取れない生情報をいかに顧客に分かりやすく伝えるかが問われてきています。

 

英語学習業界は、今のところ幅広く学習方法を提案するという立ち位置にいる人はほぼいません。学習は一つ一つを見るとほとんど部分最適になっています。どれを選ぶか?という選択眼が顧客には必要とされています。

 

今は調べる時代ですが、もう少ししたらAIに勝手にアドバイスされる時代になります。

何をやりたいのかを日頃から自分で分かっておくことが大切です。

 

今後はセールスの立ち位置もさらに変わっていくでしょう。

個人的には楽しみです。