ひろっきーの一考 A thought by Hirokky

アイディア・学習・ライフスタイル・旦那道・映画・インテリア・アートなど、今まで知り得た無駄な知験から思うこといろいろ。実験的に。

紹介するリスク:あるコミュニケーションの考え方 "Introduced risk: A concept of communication"

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「それ、面倒くさい!」といくらわめこうが泣き叫ぼうが存在するあるコミュニケーションのルールがある。

今の時代には忘れ去られようとしているかもしれないが、それは人生を豊かにする上でも大切なルールだと僕は思っている。

 

人はそれぞれ何かしらのグループに属していて、そのグループ内で暗黙となっているコミュニケーションの前提がある。特に、階層が上の人々の間には、確固として存在するコミュニケーションの所作がある。

 

そのルールを知らない人には、迂闊にコミュニティーの人間を紹介できない。紹介した人がルールから逸脱した瞬間に、そのグループからは静かに追い出され、紹介した本人も信用を失うからだ。そういう場合は基本的に紹介した人の責任となる。

 

とは言っても何も特別なことではなく、極めて当たり前の事だと思っている。

 

最近は、僕にとっては当たり前のことが他の人から見たら「何それ?」ということがよくある。同じ日本人でもこうなのだから、多民族国家の欧米のコミュニケーションはさぞかし大変で面倒くさいんだろう。でも今となっては参考になる。

 

それは人の紹介時とその後にどういう行動ができるか?というルールだ。

 

例えば、紹介してもらった相手への感謝は当然と思うが、これさえもできない。意識にさえない人がいる。

その瞬間に全身が凍りつく。この人はリスクそのものだと。

 

これは何も「自分がしてあげたことに対してお礼をしてね!」というレベルの問題ではなく、紹介した相手にも同じように感謝できないし、問題がおこる可能性があるということを予感させるからだ。

 

とても怖いのは、問題が発生しても紹介させて頂いた方から知り得ないということだ。顔はニコニコしながら縁がほどけていく。信用が揺らいでいく。

 

2006年頃、僕はたまたまお世話になっている方からこのルールについて親切に教えて頂いた。とっても有難いと思っている。それ以来、僕も相手を選びつつタイミングを見て伝えている。

 

また、紹介した後に、紹介された側との近況報告がないこともアウトだ。そうしないと、紹介された人とした人がお互いに会った時にお礼のしようもなく、話もできないからだ。お互いのコミュニケーションを停滞させてしまう。そういうリスクがあることを事前に配慮できるかどうかが大切なのだ。

 

一見、とても面倒のように思えるルールだが、僕はこれからもこういうルールを大切に人間関係を育みたいと思っている。それは人生を楽しむための豊かな人脈ができるからだ。

 

興味がある人は、こちらの本の「話の入り口と出口」の項に分かりやすく記載されているので参考にどうぞ。他にも日本人として知っておくべき所作などが解説されており、素晴らしい本です。

 

「日本の礼儀作法 〜宮家のおしえ〜」竹田 恒泰 著 マガジンハウス出版

日本の礼儀作法~宮家のおしえ~

日本の礼儀作法~宮家のおしえ~

 

 

 

大切にしていることは伝えたいし、そうした方がいいと思っています。